歯の表面が見苦しくなっていると、人と会うことが億劫になったり、自信を持って会話できないなど、心理的な抑圧が貴方の社会生活に影響を与えるようになる場合があります。 今までは、このように変色した歯の治療は、保険外のセラミック製の冠で覆うため、歯の全周を削り、治療費も高額となりました。 最近の治療は、まず、歯の変色が、表面に色素が沈着しているのか、中から変色しているのかを診査・診断して、その治療法と治療費の支払方法を幾つか提示し相談しますので、貴方御自身が理解・納得の後に治療を開始します。 |
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《インフォームドコンセント》 |
(1) | 歯の表面に色素が沈着している場合は、このホームページの『歯のクリーニング』のページに掲載したような方法となるので、そちらのページをご覧下さい。(⇒『歯のクリーニング』を見る) | |
(2) | 歯の中から変色している場合は、 | |
@ | 軽度〜中程度の場合はブリーチング(漂白) | |
A | 重度の場合はラミネートべニア(極薄いセラミックを貼り付ける方法)できれいな歯に治すことができます。 |
ブリーチング(漂白)
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治療の前に変色の程度を色見本で調べて記録します。 ブリーチングは歯科医院で行うオフィスブリーチと、ご自分で自宅で行うホームブリーチがあります。 |
●オフィスブリーチ |
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特殊な漂白剤を歯の面に塗り、光を照射して反応を促進する方法で歯の変色を脱色する方法です。設備が必要なので、歯科医院で行います。 1回の治療時間は約1時間、変色の程度によって、1〜3回の通院で行います。 |
●ホームブリーチ |
自宅で行えるブリーチです。 柔らかい樹脂製のマウスピースの中に薬品を入れ、1日6時間程度、3〜8週間使用して漂白する方法です。 マウスピースの作成と途中経過の診査等3〜4回の通院を要しますが、歯科医院での治療時間は約15分程度で済みます。 |
《画像C》
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《画像D》
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ブリーチングは歯を傷つけずに白くする方法です。 治療後は、その結果を色見本で調べて、記録しておきます。 ブリーチング後は、食品や飲料の色素の沈着によって、1年程度で少し着色が起こる場合がありますが、再処置は、最初の処置よりは短時間で済みます。 重度の変色にもそれなりの効果がありますが、通常は重度の場合は次のラミネートベニアをお勧めします。 |
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F治療前
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G治療後
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ラミネートベニア
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重度の変色や、ムシ歯、以前の詰物が大きい場合には歯の表面を卵のカラ程度の厚さ一層削り取り、セラミックやハイブリッドセラミックス(微粒子状のセラミックと樹脂の複合材)で作成した極薄い人工歯を特殊な接着剤で貼り付ける方法です。 |
【術 前】 | 【術 中】 | 【術 後】 |
Hラミネートベニア
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料金表
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着色物除去 | ¥5,000/全顎 |
オフィスブリーチ | ¥5,000/1歯 1回 |
ホームブリーチ | ¥50,000/片顎(上または下) |
ラミネートベニア ・ハイブリッドセラミックス ・セラミックス |
¥50,000/1歯 ¥70,000/1歯 |
その他、疑問な点はご質問下さい。
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